こんにちは!四方れいらです。
前から、なぜ、トーンアップさせてる人は
我々美容師にとっては色が変えられるというのに少しのトーンダウンでも抵抗がある人が多く、
なぜ、今まであまり染めたことがなかった人たちが、今流行りの部分ブリーチに色入れしたくなったりするのか、
プロ目線では本当にわかんなかったし、
ヘアカラー経験が少ない人への発色がいいヘアカラーにするためのプロセスの説明を施術前に理解していただくのがめっちゃ難しかったのが
3日ぐらいずっと考え続けてやっとわかった気がしますwあっそうやったんやと突然気づくことがあります。
今流行ってるインナーカラーやイヤリングカラー、キレイな発色のヘアカラーをしたい人、
身近でやってる人がいて興味がある人はぜひ
の記事も、読んでほしいと思います。
私が気づいたのは、
ヘアカラー経験が少ない人は、キレイな発色してるヘアカラーの地毛のメラニン色素を分解して
地毛が明るくなった状態でしっかりと濃く色味が入ってるから透き通るような透明っぽい色になるってイメージを全くもってないんやな!ということ。
当然、一般的に地毛のトーン上げしながらいい感じの色に染められるヘアカラー剤はどうしてもブリーチ力が強いので
色もちは一般的な感覚では『悪い』部類に入り、結構早く、地毛が脱色した状態のオレンジ色や黄色になります。
話が長くなると、読んでくれない気がしたので
突然ですがヘアカラーがキレイな色に仕上がるようになり、色もちが良くなるプロセスを発表します!!
キレイな色のヘアカラーにするぞ!と決意し
地毛が黄色になる人はトーンが上がりやすいので初めの2回ぐらいで、オレンジ色になる人はトーンが上がりにくいので3回ぐらいは地毛のトーンを上げながらもなりたくない色に変わっていくのを防止する色選びをし
トーンは上がりきり、色むらも無くなって行ったら
次は、根本はトーン上げの薬剤を塗り、毛先はキレイな色に染まる薬剤を塗ります。(色が入った分、暗くなります。ひと月ぐらいは発色を楽しみたいと考えたら少し濃いめに、暗めに入れるのが理想です。)

せっかく明るくなったのに、暗くなるのが嫌って言われた時は、私なんか内心、そんなん言わんとって〜(´-`)お客様の髪、現状は脱色進んで透けてまっせ〜、人工的に入れた色素は全く透けないマットな黒染めでもせん限り、10日経ったら色元通りやで〜いつまで経っても、黄色やオレンジ色の髪のまんま過ごすんやで〜と思ってます。
以降、そのプロセスを暖色系なら暖色系、寒色系なら寒色系でおなじ系統の色に統一して繰り返していくと、すでに染まって明るい茶色になった部分の色もちがだんだん良くなっていきます。
例えばくすんでる状態からオレンジ色にしたい!など色を変えたくなったら、少し色落ちした頃に急にではなく、すこーしずつ変えていけばいいです。(髪には残留色素というものがあるので、塗ったヘアカラーの色によっては打ち消しあったり濁ったりがあります。なので急には狙い通りにはならないです。)
残留色素には地毛のメラニンの残留色素、ヘアカラーした後時間が経過して色落ちしきったように見えるけど残留してるもの+新しく美容師が塗るヘアカラーの色素が影響します。
ヘアカラーの会社によって色味が違うので、
あらかじめ美容師は経験で自店の使用薬剤の色について経験で頭にイメージを叩き込みます。
残留色素はまるで見えないので実際の来店時の色の状態や履歴で予測。
パーマやブリーチ後には、残留アルカリというキューティクルが開く作用があるので、濃いめに、長く放置する、アルカリ性から弱酸性に抑える処理などを考慮します。当然、ダメージを負いすぎた髪にはキレイな色が留まらないのでダメージも考慮しています。
※パーマやブリーチ直後にトリートメントカラーすると普段と違う発色になるので注意が必要です。(髪のphによって変色します)1週間後以降にトリートメントカラーしてください。
一輪車に乗りながら皿回しをする中国雑技団のように、自分の勘を頼りにしてヘアカラーの色が仕上がるんです…(*´ω`*)
来られたお客様がキレイな色に仕上がってよろこんでいただけたら我々美容師も本当に楽しいです^^
夏に向けてダメージを気にしつつ、ヘアカラーを楽しみましょうね!お店で待ってるね♡ᕦ(ò_óˇ)ᕤ
いつもと違うタッチでお送りしましたw

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